’19年 特別協賛|株式会社ワクイ
暮らしと環境に貢献する開発型企業「株式会社ワクイ」。 金属加工が盛んな新潟県燕市で業務用から家庭用まで幅広い製品の板金加工・製品製作・販売を行う会社です。
毎日、誰よりも早く出社して準備をする。高卒上がりの19歳が愚直に取り組む姿勢
公園やスタジアムでよく目にする、大型ゴミステーション「環境ステーション」。
アパート前など幅広く利用されていることから、みなさんも目にしたことがあるのではないでしょうか?
その中の多くを製造しているのが、新潟県燕市にある株式会社ワクイです。しかも、環境ステーションはワクイの自社ブランド。ステンレス製で錆びにくく、耐久性に優れているのが特徴です。
それを実現できるのが、ワクイの技術力。ステンレスや鉄で、曲げて組み合てられるものであれば、どんなものでも作ることができるのです。それも環境ステーションのような大きなものだけではありません。ステンレス製のゴミ箱や寸胴鍋から、冷麺やキムチを入れるステレス製のお皿まで。その技術力は、一般の私たちからすると、驚愕の連続です。
ワクイの技術に憧れて
そんなワクイの技術に憧れて、昨年入社した若者がいます。
彼は今年19歳になる山崎くん。
始業は8:00からにも関わらず、毎朝6:30に会社に来て、その日のワークフローを確認しているそうです。彼に夢を尋ねると、「75kgの会社で一番大きな寸胴鍋を『山崎くんに任せておけば大丈夫』と言ってもらえるようになること」と答えてくれました。
それは、決して派手な作業ではありません。
大きな寸胴鍋を持ち、研磨機の前で、ゆっくりと動かして研磨していく。一般の私たちが一見して分かるものではありません。
それでも、その夢を叶えるために、人より早く起きて準備をする。
それが彼にとって一番やりたいことなのです。
今の世の中、「やりたいことを仕事に!」と声高に叫び、目立つ人たちがたくさんいます。それでも、そうじゃない人生もきっとあるんだと感じた瞬間でした。