’19年 特別協賛|株式会社大泉物産
大泉物産は、KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)、ICHIなど、世界が認めるカトラリーの製造を行う新潟県燕市の金属加工メーカーです。
15世紀ルネッサンス時代の様式でデザインされた「ChamblyTrio」(シャンブリートリオ)や、デンマーク王室御用達のカトラリー「KAYBOJESEN」(カイ・ボイスン)。洗練されたデザインと美しいフォルムは、国内外で高い評価を得ています。
世界で高い人気を博すカトラリー
世界で高い人気を博すカトラリーを製造するのは、新潟県燕市に本社を構える株式会社大泉物産。昭和18年、東京で彫刻作家をしていた初代大泉清作氏が生まれ故郷に戻り、金属加工業を始めたのが、創業のきっかけでした。当時の主力は飛行機の部品製造などの下請け業務。その後、“脱下請け”を目指し、最初のカトラリー「水玉」を始めました。1973年には、自社ブラント「TRIO」の製造販売を開始。昭和59年には海外でどれだけ通用するかを知りたいと、ニューヨークのテーブルトップショーに出展しました。そこで、世界的に著名な工業デザイナーオーレ・パルスビー氏の目に止まり、「TIVOLI」(チボリ)シリーズが誕生しました。
自社ブランドの誕生
当初は、OEMで製造していましたが、自社ブランドでの販売をしたいと話し合い、「ChamblyTrio」を開始。パルスビー氏が亡くなったあと平成27年に新ブランド「ICHI」に昇華させ、今では中核的なデンマークブランドにまでなりました。
大泉物産成長の秘訣は、探究心。どこまで質を高められるのか、より良いものを作れるのか。その探求を続けるからこそ、世界から注目されるまでになったのでしょう。
水一滴から大河になるように、小さなカトラリーから世界へと羽ばたく
新潟県を流れる日本一長い大河「信濃川」も、その源流にあるのは、スプーン1杯にも満たないせせらぎです。大泉物産も、同じように現在は小さな1杯のせせらぎであったとしても、いずれは大河となり得るよう、地下から湧き出る泉のように弛まず、努力を怠りません。 ブランド商品に関しては、世界で通用する質を追求したデザインと品質、使い心地で、最高級の良さを提供してくれる燕が誇るカトラリーメーカーです。